考察 哲学・存在論
生きるとは
人間はその生命を維持していれば、それだけで生きていると言えるでしょうか
たまに聞くフレーズで、生きるためにはしかたない、生活のためにはしかたない、とは正しい言葉でしょうか
ただ「生命を維持するため」に日々を送るのと、「充実した日々のために」生命を燃やすのと、どちらが良いのでしょうか。
たとえ不幸のどん底にあっても、明日への希望を失わずに生きていく。
いつ来るか分からない幸福をただ待つのではなく、今日という日々のために、いま自分にできることを継続していく。
生命を維持するためには「身体」が必要です。
しかし、日々を生きるためには「精神」が必要です。
不幸なのでしかたがないと、その精神を捨ててしまってよいのでしょうか
最近、ある一冊の本を読み、「生きるとは何か」「人生とは何か」を深く考えています。
その中に、私の心に強く刺さる言葉がありました。
これはリータ・レーヴィ=モンタルチーニというイタリアの神経学者の語った言葉です
「あなたの日々を生に与えるのではなく
あなたの日々に生を与えるようになさい」
書籍『百歳の哲学者が語る人生のこと』エドガール・モラン著 より