生きるとは
2025年05月06日
人間はその生命を維持していれば、それだけで生きていると言えるでしょうか
たまに聞くフレーズで、生きるためにはしかたない、生活のためにはしかたない、とは正しい言葉でしょうか
生命のために日々を送るのと、日々のために生命を生きるのと、どちらが良いのでしょうか
不幸のどん底にあっても、日々のため希望を失わずに生きていく
不幸の最中であろうと、次に現れるだろう幸福を待つことなく、日々のために何かを継続して行っていく
生命のためには体が必要ですが
日々のためには精神が必要です
不幸なのでしかたがないと、その精神を捨ててしまってよいのでしょうか
最近下の本を読んで生きるとは何か人生とは何かを考えています
そこに次の言葉がありました
これはリータ・レーヴィ=モンタルチーニというイタリアの神経学者の語った言葉です
「あなたの日々を生に与えるのではなく
あなたの日々に生を与えるようになさい」
書籍『百歳の哲学者が語る人生のこと』エドガール・モラン著 より