地震と、それに対してどう生きるべきか
まず地震は、直接的には地球表面のプレートが移動することで起きます。
次にプレート移動の原因は、プレートの下にあるマントルの対流です。
ではマントルの対流はどうして起きるのか、それはマントルの下にある高温の外核から、低温の地球表面へと自然と熱が伝わっていくためです。
中心の外核付近で熱せられたマントルが地表へと浮き上がり、逆に地表付近で冷やされたマントルが外核に向かって沈み込みます。
その動きがマントルの対流です。
つまり、地球の中心に高温の外核が存在することこそが、地表で大きな地震が発生する根本的な原因なのです。
ではこの外核は人類にとって悪い存在なのかというとそうではありません。
外核は高温の金属液体で、その液体が動くことで地球には地磁気がうまれます。
その地磁気は地球周辺の宇宙空間に磁気バリアを生じます。
その磁気バリアのおかげで地球は太陽風から守られています。
もし磁気バリアがなかったら、それのない火星のように空気や海が吹き飛ばされているでしょう。
ですので地震の原因ともなる外核は地球にとって必要不可欠なものです。
もし外核が冷えてマントルの熱対流が止まればプレートは動かなくなりそれを原因とした地震もなくなるでしょう。
しかし、その時の地球は火星のような姿となり、生物が生きていくには過酷すぎる環境になってしまいます。
そう考えると、地震は人類が地球上で生きていくうえで、決して切り離せない宿命のようなものだと言えます。
また今のところは科学的に地震を予知することは不可能と言われています。つまりいつ誰のもとに地震災害が起こるのかわからない状態です。
次に被災するのは自分自身かもしれない。だからこそ、もし自分が無事であったなら、被害に遭われた方々に手を差し伸べ、互いに助け合う姿勢が大切になります。
地震に怯えて生きていくよりも、大きな地震があればその後どうすべきかを考えましょう。
私は以前、このような言葉に出会いました。
「随処に主(しゅ)と作(な)れば、立処(りっしゃ)皆な真(しん)なり」
(環境や状況がどうであれ、主体性を持って自分らしく生きれば、そこがすべて真実の場所になる、という意味です。)
昨今のインターネットやSNSでは、不安を煽るような過激な予言やデマが飛び交うことも少なくありません。
しかし、そうした情報に振り回されるのではなく、この言葉のように「自分がどうあるべきか」という主体性を持ち、今できる備えや行動を積み重ねていきたいものです。